まず、CRFプログラムは「テスト→12週間のトレーニングプログラム→テスト」のサイクルで作られています。
テストはHealth Assessment Submax Testというものを行います。
年齢、体重、性別、スタートワット、漸増ワット(1分間おきに増加するワット)を設定して開始します。
1分ごとに目標ワット数が増加するのでそれに合わせて漕ぎ続け、最低6ステップ(6分間)は継続します。終了時点は表1で示したRPE(自覚的運動強度)の10段階中7(とてもきつく会話をするのが難しくなってくる状態)とし、結果として出てくるCRFスコアと最大酸素摂取量(= VO2max)により個人の心肺フィットネスを評価します。
その後テスト結果に基づいて示される12週間のトレーニングプログラムを行います。プログラムのカテゴリーはCRFスコアによってBeginner 1 、Beginner 2、Intermediate 、Advanced、 Maintenance Advanced の5つに分けられています。それぞれのレベルに合わせてプランが組まれているので無理なく計画的に心肺フィットネス向上を図ることができます。
そして12週間後に再びHealth Assessment Submax Testを行いトレーニングプログラムの効果が出ているかどうか、CRFスコアが向上しているかどうかをチェックします。そのテストの結果により再度どのレベルのトレーニングプログラムを12週間実施するのかが決まります。
このCRFプログラムは「テスト→トレーニング→テスト」の繰り返しによって段階的に心肺フィットネス(CRF)を向上させ、人々が健康的な生活を送ることをサポートするものです。ぜひこのプログラムを活用して健康の増進を目指しませんか。
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