ガールズケイリンと自転車競技の二刀流で活躍中の小林優香選手が、5月28日、福岡ペイペイドームで行われた、プロ野球 ソフトバンク-広島戦の始球式に登板しました。 前夜から大好きな音楽を聴いて気持ちを高めてきたという小林優香選手は大観衆の前で、バランスの取れた見事なフォームから真っ直ぐな投球で持ち前の運動能力の高さを示しました。
無事に大役を果たした小林優香選手に近況や今後のことについて話してもらいました。
- 大観衆の前での始球式でした。バランスのよいフォームからよい投球でしたが、どのような感じでしたか?
「大勢の観客の前で始球式をさせて頂いたのはとても光栄なことで嬉しかったです。真っ直ぐには投げることはできたのですが、ノーバウンドでミットには届かず悔しいです。」
- 自転車競技のほうでは今月、カナダで開催された、ネーションズカップに出場しました。ケイリンでは一回戦、準決勝ともに世界の強豪相手に会心のレースで1着となり、迎えた決勝レースでも非常によい展開を作り出しました。しかし、レース終盤でクラッシュ、大量落車という不可避のアクシデントに巻き込まれて3位という結果でした。これらのレースをどのように総括しましたか?
「予選と準決勝のレースはとても落ち着いて、そして冷静に走ることができました。決勝では速いレース展開に持ち込むために自ら動くなどレースを読めていたと思います。その中でのアクシデントでしたので悔しさはありますが、レースの読み方、自分の長所を生かした走りができました。この辺は自信にもなりましたし、今後に繋げていきたいと思っています。」
- ネーションズカップではケイリンに加えて出場した、スプリントのレースも含めて、昨年からさらに進化した姿を見ることができました。東京オリンピックが終わって本格的に再始動してから半年強ですが、ここまでのご自分の成長をどのように評価していますか?
「東京オリンピックでの悔しさは常にある中で、主に自分自身の課題である、トップスピード到達への立ち上がり速さの改善について、ワットバイクを使うなどして取り組んできました。そういった試みの成果がネーションズカップで実感することができました。今後、更なるパフォーマンス向上へ繋げていければと考えています。」
- 6月18日からはインドでアジア選手権が始まります。どのような走りをしたいですか?
「カナダのレースで経験したこと、特にポジティブな面を活かして冷静に走りたいと思います。もちろん、冷静な中でも熱く走ります。そして結果を求めて走ります。」
- ここまで自転車競技のお話を聞きましたが、ガールズケイリンの方は6月29日から平塚競輪場でガールズ10周年記念の特別レースが開催されます。全12レースがガールズケイリンという画期的なもので小林選手も出場予定です。当社もワットバイク・ブースを出して来場者に色々なワットバイクの楽しみ方を体験してもらいます。ガールズケイリンがファン、選手、関係者の方々による総力の結集で10周年を迎えたのは感慨深いですね。
「私はデビューして8年目になるのですが、すごくあっという間に感じています。これからもガールズケイリンの発展のために自分ができることは、トップを目指して選手として精進していくことだと思っています。平塚の開催は10年の節目として是非たくさんの皆様に競輪場へ足を運んで頂ければ嬉しいですね。私たち選手は全力で頑張ります。」
- 今日の始球式は、多くの方々に直接、ガールズケイリンの存在をお伝えできる素晴らしい機会になりました。小林選手を応援する方もさらに増えていくことと思います。最後にファンの皆様へ一言お願いいたします。
「いつも応援ありがとうございます。カナダでのレースを通して確実に成長していると実感することができました。今後も自分の目標に向けてぶれずに精進していきます。今後も応援よろしくお願いいたします。」
Wattbikeはこれからも小林優香選手の挑戦を応援していきます。小林優香選手の今後の活躍を是非ご注目ください!
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