2018年の平昌五輪を終えてからしばらくの間、競技生活から離れ、地域貢献活動や様々な資格取得、次世代育成プロジェクトを立ち上げなど様々な取り組みをしてきました。
様々な経験や出会いを経てこの春にもう一度競技の世界に戻り2022北京五輪を目指すことを決めました。
本格的な練習から実質2年半離れていたことで、フィジカルは想像以上に落ちていました。
春から少しずつ体を戻し、9月にはスイス遠征に行き雪上にも戻りました。
しかし、久々の標高3800mでの雪上トレーニングは思いの外、心肺機能のダメージは大きかったです。
テクニカル的なものは比較的楽に戻すことができましたが、日々の積み重ねが敵面する心肺機能の回復はそう簡単ではありませんでした。
スイスでの雪上を早めに切り上げ帰国し2週間の隔離生活では午前にウェイトトレーニング、午後にワットバイクでのインターバルと有酸素トレーニングを毎日ひたすら繰り返しました。
2018年まではインターバルトレーニングはPowerMaxを使っていましたが、ご縁があって今回の隔離生活からはPowerMaxでやっていたことをワットバイクに置き換えて取り組んでいます。
また、Wattbikeの方からの新しい知識、アドバイスをもとに新しいことに挑戦する日々でもあります。
成功体験を重ねれば重ねるほど、新しいことに挑戦することは時に勇気が必要となります。
しかし、常に挑戦すること、未知の世界を冒険することは引き出しが増え強さになると私は考えています。
幸いにも2週間の隔離生活での成果は明確に乳酸測定の数値にも表れており、やってきたことが正しいと確信を持てています。
10月末までにもう少し目標とするところまで引き上げられるように引き続き頑張りたいと思います。
広島ガス
竹内 智香
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