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【吉田雪乃 ~ 全日本距離別選手権二冠】

2026年10月26日 更新

2026年10月23日~25日に長野県エムウエーブで行われた、スピードスケート、全日本距離別選手権で、吉田雪乃選手(寿広)が500m、1000mの2種目で優勝した。

2月のミラノ五輪以来の再出発となるレースであり、本人も初日の500mスタートラインに立つまでは「不安しかなかった」と振り返るなか、終わってみれば500mは同大会3連覇、1000mは初優勝と新たな挑戦の旅へ力強く第一歩を刻んだ。

今シーズンに向けてはワットバイクのトレーニングを昨年以上にフィジカル強化の中核に位置付けた。昨年までに築き上げた持久力のベースをより大きく揺るぎないものにする、更に高出力持続能力の向上を狙った内容のセッションを4月から体系的に行ってきた。

内容は高強度のスプリントインターバルをポイントとしてHIITと持続漕を組み合わせたもので、選手にとっては非常に負荷が高く、きつく感じるところもあるが、吉田選手はすべてのセッションに真摯に全力で向き合い、ほとんど当初の狙い通りにプログラムをこなしてシーズンインすることができた。

今大会の500mでは体勢を崩しかける局面があったものの持ち直して他を圧倒した。

さらに1000mでは残り200m付近でスケートの刃を氷にひっかけてあわや転倒、本人も「終わった・・・」と一瞬よぎったものの、そこから立て直し逃げ切った。結果的に大きなタイムロスを招く大きなミスとなったが、そこで終わらなかったことは、日頃のフィジカル強化トレーニングの成果とも評価できる。本人も「最終ラップはいつもより楽に感じていた」と話しているようにハイパワー持続能力は着実に上がっているように見える。

2026年10月24日公開の「JIJI COM」(時事通信運動部)では次のように評されている。

吉田、強さ光るレース 1000メートルで収穫のV―全日本距離別スケート

吉田の強さが光るレースだった。快調にラップを刻んで迎えた最終コーナー手前。バランスを崩す大きなロスがあった。それでも踏ん張って立て直すと2位だった山田を引き離してゴール。「体が動く感覚があり、スピードに乗っていたので悔しい。優勝できたのはよかった」と振り返った。

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©2025 mmmayuko08_Photo

ワールドカップ、世界距離別選手権へと吉田雪乃選手の世界を舞台にした新たな挑戦がこれから始まる。

そして、Wattbikeは世界のグループを挙げて全力でサポートを続けていく。

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