前回に続きHirai Racing Team STUDIOが開設された当初から現在まで継続して通ってくださっている60代の女性についてです。今回はこれまで3回実施した、テスト結果の推移をお伝えしたいと思います。
心肺フィットネス(CRF)プログラムにて実施するHealth Assesment Submax Testは6分以上続けることでテスト結果が算出されます。初回、彼女は5分ちょっとでギブアップしてしまいました。(スタート50W、ランプ10W )VO2max等の数値は出ませんでしたが心肺フィットネス初心者向けの「Health & Fitness Plans」のBeginner1からスタートしました。
※Health Assesment Submax Testの詳細は下記の記事をご覧ください。
【Wattbike Atomのある生活 〜Health Assesment Submax Test】https://www.wattcycling.jp/info/1150/)
テストをやり切れなかったこともあり、最初はBeginner1のワークアウトでもきついと訴えたため負荷を下げて行っていました。しかし、セッションを重ねるごとに運動することに慣れ、「ちょっと頑張ってみよう」というやる気も出てきて、目標負荷のままワークアウトをやり遂げることができるようになりました。約3か月後には、15分でも長いと言っていたワークアウトが20分でもできるようになり、95rpmでも問題なく回せるようになりました。初回のテストから4か月後の2回目のテストでは、途中止めになることなく7分以上継続することができ、Vo2maxの結果も得られました(25.93 ml/kg/min)。
6か月を過ぎた今では25分弱のワークアウトもできるようになっています。また高回転でのペダリングスキルも身につき100rpmで維持することや休息が数秒しかないインターバルもこなせるようになりました。そして最近行ったテストではVo2maxも26.13 ml/kg/minと前回値よりも増加しました。
運動習慣がないと本来できる内容のトレーニングでもすぐに疲れたと感じ、メンタル的にも無理だと思ってしまうようです。しかし、Hubアプリは自分に最適なレベルのトレーニングを提案してくれるので、ほんの少しのやる気を持って継続して行うことができれば彼女のように確実に心肺フィットネスは向上します。
この前のセッション後、彼女から生活での疲れが少なくなってきた気がすると伝えてくれました。数値の変化はもちろん重要ですが、それよりも自身で健康を実感できることが何より大切です。今回、生でそういった声が聞けて、ますます今後より多くの人にCRFプログラムを知ってもらいたいと思いました。
誰でも無理なく始められる、続けていけるプログラムになっているので健康を気にしている方にはぜひ体験して頂きたいです。
https://www.hirairacingteam.jp/studio/
Wattbikeマスタートレーナー 合田 祐美子
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